【新唐人2014年8月11日】中国の情報機関・国家安全部は、遼寧省丹東市にあるカナダ人の住まいなどを捜索しました。カナダ・オタワ市からの報道をご覧ください。
中共国家安全部は、8月8日、カナダ国籍のガラット夫妻の住まいとコーヒー店を捜索し、コンピューターなどを押収しました。
4日、当局は軍事機密などを盗んだ疑いでガラット夫妻への捜査を始めました。カナダ大使館の職員は、6日、夫妻が拘束されている旅館で2人と面会しています。
カナダのジェイソン・ケニー雇用・社会開発大臣は、拘束されたカナダ国民の権益を守るため、全力を尽くすと述べました。
今回のカナダ人夫婦の拘束について、ほとんどのカナダメディアが中共の報復措置だと見ています。
これを受け中共は、「事件について憶測しないでほしい」とカナダ人に訴えました。
実はガラット夫妻が逮捕される1週間ほど前、カナダ政府は「コンピューターネットワークが中国のハッカーに侵入された」と批判していました。
カナダ安全情報局のアジア地域の元責任者は、中共の行為は明らかな報復措置だと述べます。
カナダ安全情報局 アジア地域・元責任者 マイケル・ジュノーカツヤさん
「憶測せざるを得ません。明らかに報復です。彼らは気に入らないと、こんな措置を取ります。無実の市民が不幸な被害者になりました」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/10/a1129482.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)